960円のATA66カードとCeleron333のヒートシンク交換

May 12, 2001


先日,じゃんぱらで960円のATA66カードを見つけた. ショーケース越しに基盤上を探ると,PromiseでもなくHightPointでもなくCMDという メーカーのコントローラーが載っている. ボードのみでドライバディスクと取説は付いていないし, 聞いたこともないメーカーのコントローラが載っているが,ATA66カードでこの値段は安い. ドライバぐらいはどこかにあるだろうと思い買って帰った.

サイトを検索してみるとメーカーのサイトが見つかった. SCSIコントローラやRAIDコントローラなども作っており,割としっかりしたメーカーのようである. 買ったカードに載っているのはPCI-648というコントローラで, AsusのCUBXにも採用されている. 私が知らなかっただけのようだ.

とりあえず,fukunm1に差してみる. このマシンにはWindows Meがインストールしてあるので,メーカーサイトからMe用 のドライバをダウンロードした. readmeには,すでにMeがインストールされている環境で使う場合は, カードを差す前にアーカイブに含まれているsetup.exeを実行せよ,と書かれている. おそらくドライバ情報データベースを書き換えてカードを自動認識するようにしてくれるのだろう.

Meを起動し,setup.exeを実行した後,一旦電源を落とす. このマシンにはQuantum FireBall SE 4.3GBを繋いである. マザーボード上のIDEコネクタからケーブルを抜いてATA66カードのprimaryに差し直した. ただし,ATA66ケーブルを持ってない上に HDDもATA33なのでATA66の速度を体験することはできない. 残念ながら今日はカードの動作を確認するだけである.

再起動するとBIOSのHDD auto detectionの後にATA66カードのBIOSが起動し, FireBallが無事認識された. その後,Meが起動し,自動的にドライバがインストールされて組み込み終了である. 特に問題なく使えるようだ. 960円はいい買い物だった. ATAカードは古いマザーで大容量のHDDを使うときの最も簡単なsolutionなので, また見つけたら買っておこう.

と,何気なくCPUのヒートシンクに触ってみるとかなり熱くなってる. CPUはSECCのCeleron333である. このCPUはソーテックのマシンに使われていたもので, ヒートシンクが付いているがファンは付いていない. たぶん静音化のためCPUファンは使わずに,電源のファンでヒートシンクに風を当てていたのだろう. 冬場はこれほどまで熱くはなっていなかった. 今でもとりあえず問題なく動いているが,このままでは夏場を乗り切れるか不安である.

そこで思い切ってヒートシンクを交換することにした. かなり前に100円で投売りされていた

SECCのCeleron専用ファン

を買っておいた. 実は以前にも交換しようとしたのだが,元々付いているヒートシンクのバネがかなり強力で 外れなかった. しかし,このままでは夏場に熱暴走するのは目に見えている. 今回は小型のラジオペンチでバネの留め金を慎重に外し,何とかヒートシンクを外すことができた.

ヒートシンクを外したCeleronは随分と軽いものである. 100円のファンに交換し,CPUをマザーに差して無事に起動することを確かめた. ファンの音も意外と静かだし,これで夏場も大丈夫だろう. 取り外したヒートシンクは学生に進呈した.


お問い合わせはメールにて: akasaka@klc.ac.jp

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