外付けのHDDからベアドライブを取り出す

April 6, 2001


私の研究室には使われていない外付けのHDDが何故かたくさんある. ほとんどはMacユーザが使っていたものや(研究室メンバーの約半数がMacユーザである), PCユーザが以前旧八で使っていたものだ. 容量は300MBから4GBくらいまでのものが多い. この中で使えそうなやつを選んで中身のベアドライブを取り出してみた.

当然,Macや旧八で使っていたので,ベアドライブもそのままではPCで使えない. ローレベルフォーマット(以下LLF)を行う必要がある.

まずは,LHD-M1000HGというLogitecの外付けHDDを開けてみる. 型番からおそらく容量は1GBだろう.

中から出てきたのは,今はなきConnerのCFP-1080Sというドライブだった. ここの情報によると, Fast-SCSI,5400rpm,1080MBである.キャッシュは256KBらしい.

LLFにはIOI technologyの IOI-9100UWを使った. 不良セクタもなく15分ほどでLLFが完了し,FAT32でのFDISK,FORMATも問題なし.

次に,HPのワークステーションに繋いでいたNewtechという メーカーのNVHP4.0ZL-Sという外付けHDDを開けてみた.

このHDDを繋いでいたワークステーションはハードウエアトラブルのため,昨年夏より運用を停止している. HPのサポートに修理の見積を依頼すると,「基盤の故障で50万円」とのこと. 今ならAthlon1.2GHzのフルスペックマシンが2台くらい買えてしまう金額である. 中古品で何とかならないかと聞いたところ,「これは中古の基盤に取り替えた場合の金額です」という 返事が返ってきた.

容量は2Gだったかと思いながら,ベアドライブを取り出してみると...

SeagateのST34520Nが 出てきた. サイトで調べてみるとUltra-SCSI,7200rpmの4.5GBである. さすがはワークステーション用の外付けHDDである. こんな高性能HDDが埃を被った状態で放置されているのだから大学というという所は怖い.

こちらも無事LLFが完了し,FDISKとFORMATも問題なかった. こないだオークションで落札したST52160Nもあるし,いきなりSCSI HDD持ちになってしまった. オールSCSIでまた1台組み立ててみようか.


お問い合わせはメールにて: akasaka@klc.ac.jp

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